TEPRA PRO SR670 ラベルライター
株式会社 キングジム
2016
キングジム フラッグシップ SR970に次ぐ上位機種に相応しい精度感を、商品全体を構成する大きなスラントサーフェース(斜め面)に表現しました。広範な平たい面であるため、とかく段差を設けたり装飾しがちであるが、今回はあえてプレーンなサーフェースを全面的に打ち出しました。それにより緻密で密度感があるキーボード面と、広く空けた面とのコントラストを高め、全体的に薄く軽快感をだすことができました。本来単純な一枚の「板」をモチーフとすることは量産時に容易なことではありませんが成形型制度の確認も注意深く行ない、製品としての価値を高めています。
細部ではテープが印字される様子を可視化したL字形のプリントプロセス窓を提案。このL字形窓、トリマー、そしてLCDカバーガラスそれぞれが枠囲みの無いレイアウトにし新規性をだしました。プレーンではあるが精度感と高級感、そして普遍性あるデザインを目指しました。