出張や外出時に本当に欲しかった”小さく運べて、大きく使える”ノートパソコンとして「PORTABOOK（ポータブック）」は開発されました。 小さなボディにフルサイズキーボード。出張者がスマートに使用できるようにインターフェースやバッテリーの充電方式など細部にまで徹底的にディテール表現にこだわりました。このプロジェクトで最も難しかったのことが二つ。一つ目はキーボードを開閉させる機構の設計。キーボードを開閉させるためのガイド穴を本体表面に露出させない、回転時の擦れ痕をいかに目立たせなくするかなど配慮をしました。
もう一つは背面部のコネクター部。背面側にあらゆるコネクターを受けることができ、また大きなUSBにも対応できるように２枚式の蓋を考案。開くと本体下部に格納され、キー入力時のアングルともなるように設計しました。フルキーボードはストレスの無いキーピッチで、開きやすいように手がかり部も設け、フレームにはアルミを多用し回転時の剛性を確保するとともに高級感にもこだわりました。新たな提案として使わない時には立たせて収納できるようにしました。